チビの捕獲

いつも海を連れて散歩に行く公園の下に野犬がいるとここに何度か書いた。

その野犬(チビ)があまりにも痩せてアバラ骨が見えていたので、かわいそうに思ってエサを時々あげに行っている。

動物愛護団体に連絡はしてあり、なるべく早い捕獲をお願いしているのだけど、団体もとても忙しいようでチビの番まではまだ来ていない。

先日チビにエサを持って行った時に近くに檻が仕掛けてあるのを見つけた。

野犬捕獲中と書いてあり、よく見えなかったのだけど中にはエサが入っているのかもしれない。

チビが無事に捕獲されて、チビを可愛がってくれる引き取り手が現れることを願っているけど、数日後までに引き取り手が見つからなかった場合は本島に送られてしまうかもしれない。そしてその先は殺処分の可能性も出てくる。

人間の愚行によって罪もない動物の生命が殺されることがどうしても我慢ならない。

だからといってこれらすべての命を僕が救えるかと言うとまったく救うことなど出来ないのだけど、この悶々とした気持ちから逃げて黙殺するのではなく、しっかりと噛み締めて生きているところ。

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