大阪訴訟の判決。

僕たちが原告として国と争っている裁判「結婚の自由をすべての人に」訴訟の大阪地裁による判決が今日の14時に言い渡された。

僕もKも今か今かとヤキモキしながらツイッターなどの情報を探し続けたのだけど、請求が棄却された後、全て合憲との判断が下り打ちのめされた。

「同性カップルと異性カップルの享受し得る利益の差異は相当程度解消ないし緩和されつつあることをも踏まえると、現状の差異が憲法14 条1項の許容する立法裁量の範囲を超えたものであるとは直ちには認められない。仮にその差異の程度が小さくないとしても、その差異は、既に述べたように、本件諸規定の下においても、婚姻類似の制度やその他の個別的な立法上の手当てをすることによって更に緩和することも可能であることからすると、国 会に与えられた裁量権に照らし、そのような区別に直ちに合理的な根拠が認められないことにはならない。」

「同性カップルと異性カップルの享受し得る利益の差異は相当程度解消ないし緩和されつつあることをも踏まえると・・・」

え???何?
一体どこで、いつ、何が解消されたの???

この文章を読むと、3年4ヶ月かけて裁判所で原告が証言してきたことを、裁判官は何も聞いていなかったのか、あるいは未だに性的少数者の置かれている状況に関して全く無知なのかと思い愕然とした。

「国民的な議論が尽くされていない」

については、裁判官が司法の責任を取らず言い逃れをしているようにしか思えない。自分たちの役目である司法の判断をせずに、国に丸投げしたということだ。一体なんのための裁判所なのだろうか?

裁判所には、これは一刻を争う「人権問題」であることを認識して欲しい。

僕たちは、打ちのめされても叩きのめされても何度でも立ち上がる。
勝つまで、とことん闘い続ける。
絶対に絶対に絶対に、負けない。

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