母の宮古島。その3

今日は天気予報が大きく外れて朝から濃霧に包まれた後驚くほどの晴天になった。

父と母には「シースカイ博愛」というボートにのって海中をみることができる船を予約しておいたので、朝8時30分に乗り場受付まで送り届ける。受付にはやぎがいて、海とやぎがお互いに好奇心に溢れて近づこうと試みる。

9時から45分間のボートは海の中の熱帯魚を見られたようで2人ともとても喜んでいた。

その後、お土産屋さんに行き、疲れたようだったので一旦ホテルに送り届ける。家で昼ゴロゴロのんびりしていると母から電話で、「とっても天気がいいからどこかに出かけたい」とのこと。予定を早めてドライブに連れ出す。

来間島の竜宮展望台に行き、宮古島の絶景を堪能する。真っ青な海を見ながら母は、「外国見たいねえ・・・」と目を細めている。


その後、「ユーピアファーム」に行き、美しいブーゲンビレアを見たり、ヒスイカズラのあおい花に驚き、マンゴーを食べておいしさに感動する母。最後には「あたらす市場」で島の食べ物を物珍しそうに眺めていた。

ヒスイカズラ

夕食は平良の町中まで出掛けて「さんご家」で晩ごはんを食べる。食べたことのない宮古島の料理を母は楽しそうに食べながら、父は顔を顰めながら、心に残る楽しい食事になった。

父も母もKに対してとても気軽に話しかけてくれる。特に母は、Kにたくさん食べさせようとしょっちゅうKに料理をよそってくれる。

親子4人で宮古島で食卓を囲むことも、もしかしたらこれが最後かもしれないと噛み締めた。

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