母の宮古島。その2

僕が東京に行っていた3月17日の朝に母から電話があった。

「昨日の地震が怖かったから、また何かあるかわからないから宮古島二いくのやめようかと思うの・・・」

「え?お母さん、地震があったのは東北であって沖縄じゃないよ!それに、チケットもホテルもとっちゃったから今更キャンセルできないよ」

「あら・・・そうなの・・・」

東京でも大きな揺れを感じた地震があったせいか、少し弱気な母であったが、宮古島に来たら島の雰囲気がとても気に入ったようだった。

2日目の宮古島は雨だったのと84歳のお父さんが疲れているだろうと、午後から車で少しドライブすることにした。「島の駅みやこ」に立ち寄って野菜などを見た後は、砂山ビーチの方にある「雪塩ミュージアム」へ。

今回、母が地震で怖くなったから行くのをやめようかと言い出した時に、少し強引にだめだと言ったのは、これが最後の宮古島旅行になるかもしれないと思ったからだった。

お父さんは84歳で、あまり歩いていないため少し歩くと息を切らせているし、母だっていつ弱ってしまうかわからない。健康で歩けるうちに少し強引でも宮古島を見て欲しかったのだ。

その後、ホテルに送り届けてから夕方は「ひろちゃん食堂」で早めの夕食にする。お父さんは日本そばを食べながらホッとしたような顔をしている。母は宮古そばが気に入ったようで、また宮古そばを食べながら美味しい問いって喜んでいる。

母が宮古島に来ることができて、本当によかった。

僕はソーミンチャンプルー

Kはカツ丼

関連ランキング:定食・食堂 | 宮古島市

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です