家にはピクニックに持っていくために買ったポットが2つある。
でも、昔はお花見に持って行ったりしたのだけど、近頃はピクニックなんて全然行けていなくて、ずっと使わずにかごの中にしまってあるだけだった。
先日、関西に海を連れて行った時に、わざわざペットボトルを買うよりもポットで持って行ったらどうだろうと思い、熱々の番茶をポットに入れて車に乗った。
途中、ポットの蓋を開けては、「あったかいね・・・」とお茶を飲む。
ペットボトルならばすぐにぬるくなって覚めてしまうのにポットのお茶は温かいまま。お茶も自分で淹れてきた方がすーっと喉を通ってゆく美味しさがある。
海のドッグランでのファミリー会が終わっても、ポットはお茶はまだ温かいままだった。
「なんでもっと早くポットで入れなかったんだろう?」もっと早くやればよかったな。
自分でお湯を沸かしてポットに入れるのはちょっと手間だけど、ゴミにもならないこんな一手間を、僕たちはもっと暮らしに生かしていきたいと思ったのだった。