宮古島で家探し。3

宮古島で家を探し始めた時に、物件を購入することと賃貸で済むことを両方視野に入れて探していた。

でも、「宮古バブル」と言われる宮古島の建築ラッシュは留まることはなく、賃貸で住むにしても東京のど真ん中で住むくらいの家賃がかかることがわかった。それに賃貸で住むにしても、海を連れてペット可能な物件というと更に範囲が狭まり、よほどの幸運でもない限りお宝物件には遭えそうもなかった。

するとすぐに、「ここなら買ってもいいかも」と思える物件が田舎町に見つかり、すぐに不動産屋産に連絡を入れたけど、先に買いたいと言う人がいるのでその話がキャンセルになったら候補に入れられますと言われた。

「買えないかもしれないけど見にいくだけ行ってみようか?」と、9月に宮古島を訪れた際に物件を見にいくと、たまたま大家さんが隣から出てきて、「買い手がダメになったら連絡するから連絡先を教えておいて」と言われ、淡い期待を残したまま宮古島を去ったのだった。

その後、その物件で暮らすことをイメージしていたものの、結局は先に手を挙げた人が契約することになったようだった。

そこで僕たちは肩を落とすまもなく次なる行動に出たのだ。今度はもともと手が出ないと思っていた高い物件を、現金で買うからいくらくらいに安くなりますか?」と不動産屋さんに聞いてみたのだ。

最初の不動産屋産は、300万くらいなら安くなりそうとのことであきらめかけたけど、もう一つの不動産屋さんにダメ元で聞いてみると、「こちらに見にいらしゃって気に入ったのならそこから交渉しましょう」と言うことになった。

そこで急遽僕だけ宮古島に飛び、思いがけず気に入ってしまったのが今の物件になる。その後、値段交渉をすると、僕の希望額でも良いとも回答が来て話が急に前に進み始めたのだった。

ただ、リフォームを進めるにあたり物件の詳細を調べていくと、未登記になっている倉庫があったり、浄化槽がないので新しく設置しなくてはいけなかったり、いろいろな問題が次々に見つかっていった。

それでも、恐らくこの物件に僕たちは住むことになるのだろうな・・・という不思議な予感がしていて、それに向かって様々な宇宙の力が動き始めているのを感じる。

今まで家など買ったこともなかった僕が、保健所や土木建築などを駆け回り様々な書類を手に入れたり相談を持ちかけながら走り回っているのだけど、そんな何もかもがとても楽しく感じられる。

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