海が来て、１ヶ月と２週間くらいが過ぎた。
子犬の頃のしつけが大切だとわかっていても、犬は人間のように言葉がわかるわけではなく、コミュニケーションが違うから思ったようには動かないし言うことを聞いてくれない。
普段はおとなしい海も、散歩に行けないもどかしさと溢れるエネルギーを発散させることができない不満から、時々手が追えないくらい走り回ったり、甘噛みがひどい時がある。
そんな時に何度もやめさせようとしたのだけど、海のように強気な犬は逆に抑え込まれると反発するようなところもあり、難しさを感じ落ち込むこともあった。子犬相手に怒り過ぎて自己嫌悪になり眠れない夜もあった。
でも、犬のいいところは、人間のように過去のことをいつまでも恨んでいたりしないことだ。朝起きるとまたやさしい海に戻っていて、僕自身ももう一度今度は違う方法でやってみようと思えるのだ。
犬は素直だ。その時、今、自分のしたいことに忠実に生きている。
こんなに小さな海から学ぶことが日々あって、僕もKも毎日毎日悩みながら、海と向かい合っている。
ひっそりと福岡でブログを愛読させて頂いております。
本日の記録に、つい、、コメント書かせてもらってます。
私たちは40代後半男女の夫婦ですが、治療も続けましたが子供に恵まれなかったこともあり、念願だったワンちゃん（柴の女の子、現在1歳9か月）を迎え入れて１年半ほど経ちます。
海くんを迎え入れてからの記録は、私もワンちゃんを迎え入れた時期を懐かしく思い出しながら読ませてもらっていました。
私も、育犬疲れという言葉があってるかどうか分かりませんが、
それまで共働きの大人２人で自分たちのペースで好きなように生活していたのが一変して
迎え入れて1～2カ月くらいは、自分たちの仕事＋ワンちゃんの洗濯とお散歩としつけと（ワンちゃんがアレルギー傾向が出たことで）病院通いと、、でも可愛くて可愛くてしょうがないという思いで、いっぱいいっぱいになっていました。
私たちの場合は、信頼できるドッグトレーナーさんを見つけられて、プロの力をお借りして、ワンちゃんにとっても私たちにとっても本当に助かりました。（そのドッグスクールのお友達にスタンダードプードルくんもいますよ～。むちゃくちゃ元気で可愛いです。）
ワンちゃんも1歳を過ぎると、それぞれペースが確立できてぐっと楽になりました。家族としてお互いの絆がしっかりできたなと感じるようになったのは1歳半を過ぎたくらいです。
そして、あの（ワンちゃんにとっても必死な毎日だったと思いますが）私たちの気持ちにも生活にも他に比較できないほど代わりのきかない大きな存在感をもって、どんっと入ってきてくれたパピーの日々を懐かしく思って、あの日々を一緒に過ごせたことが、今の私たち家族にとって掛け替えのないものだと思っています。
ワンちゃんもそれぞれ個性が違いますので私たちのパターンとは違うとは思いますが、、、長文で申し訳ありません、、ついコメントさせてもらいました。どうかお体にはご自愛くださいませ。海くんがどんどん大きくなっていく様子を楽しみにしております。
HANAさん。
温かいコメント、ありがとうございます。
柴犬の女の子がいるとのこと、きっとまっすぐな忠実な目をしていてかわいいんでしょうね。
僕も小さな時に柴犬を飼っていたので、子犬の時の天使のようなコロコロなかわいさや、大人になってからの家族に対してものすごく心を許していたハチを思い出します。
今回、大人になって初めて犬と一緒に暮らし始めたのですが、いくらネットや本で予習していたつもりでも、いざ海が家にきてからは、本当にどうしたらいいのかわからないことだらけで、Kと二人毎日右往左往しながら暮らしています。
今朝も、ウンチをしたのでシートを替えて「良かった・・・」と思ったら、すぐに新しいシートの上にもう一度大量のウンチをして得意げだったので二人で大笑いしました。
ご飯を少し残していたら心配したり、昨日の朝はちょっと洗面所に行って目を離した隙に、何かを口に入れたのか、急にげほげほと吐き出していて、３回くらい吐いたのだけど水分しか出てこなくて心配しました。
時々悪さをして言うことを聞かなかったり、興奮して甘噛みがひどかったりでKと二人で「ムカつくね・・・」と言って笑うのですが、寝て起きると海はすっかり忘れていて大人しくてかわいい海に戻っています。
それと、どんなに頭にきても、海には僕とKしか家族がいないのだと思うと、こんな聞かん坊でも僕たちの宝物のように思えるのです。
子犬の成長は、本当に早くて、あっという間に体重も１０キロを超えて今は柴犬くらいの大きさになってきました。
HANAさんが書かれているように、１年くらいたったら、このいたずら坊主の海も少しは落ち着いてくるのだろうか？と今は半信半疑で思っています。
やさしいアドバイス、ありがとうございました！
育犬疲れの僕にはとてもありがたかったです。