落ち葉掃き。

隣の家のおじさんがこちらに見えた時に、

「道の落ち葉はひっきりなしに落ちてくるので、掃いたら、通りの向こうの竹やぶの崖に落としちゃっていいですから。私はゴミ袋で捨てて流けど、向こうに投げちゃっていいですからね・・・」

僕の家には大きな樹木が何本かあって、この時期毎日ものすごい数の落ち葉が落ちている。紅葉も終わりに差し掛かり、毎日がまるで舞台美術を見ているようにハラハラと美しい紅の葉っぱが落ちていく。

隣のおじさんは、もしかしたら暗に、「葉っぱがたくさん落ちるから、掃除してね」と言っていたのかもしれない・・・だっておじさんの家には大木はなくて、うちの敷地の木々の落ち葉が完全におじさんの家にまで葉っぱを毎日落としているから。

55段くらいある階段と、家の前の数十メートルの道を掃くことは毎日は難しいけど、週に2・3回ならできるだろう。そう思って箒を持って一気に掃いて、おまけに左右の隣の家の前も掃いたらヘトヘトになった。

これだけ大きな敷地を掃いたことも今までなかったからしょうがないけど、こんなことも次第に慣れていくだろうか?

綺麗に掃いた階段や道を見ると清々しい気持ちになったけど、夕方窓から覗いたら、また落ち葉が容赦無く空から降っては落ちていた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です