ふたりのクルマ。

中古車を江東区で購入した。

その車を納車するために、駐車場のオーナーに許可証をもらい、それとともに家と駐車場の位置を書いて添付して、熱海市の警察に持っていき車庫証明を申請した。

車庫証明は、申請して翌日には出ないので、2日経ったくらいに取りに行き、今度は江東区から来たディーラーさんがその書類を持って沼津にある陸運局に申請に行き、車のナンバーが入ってからやっとその車が我が家にやって来た。

そんな手続きをしたのも初めてで、何から何までわからないことだらけだった。

自動車保険に入るにも、僕たちゲイカップルは結婚している家族とは認められていないため、保険にも入りにくいことがわかった。

僕の名義のクルマなので、僕名義の保険に、他人であるKを入れる方法はあるのだけど、でもそれだと申告に嘘があることになる。

主に乗る人がKであるため、Kの名義の保険にすることが望ましいのだけど、それが難しいのだ。

こんなこと、結婚している夫婦だったら悩まずに済む問題だろう。そう思うと、僕たちは人生のところどころでこのような不平等に遭遇していることに改めて気づかされた。

いつまでも二流市民のように扱われている現実を、僕たちでなんとか変えていかないとな。

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