家探しの旅。

翌朝の多賀の海。


仕事が終わって、暗くなりはじめた頃に熱海に着いた。今回は旅行ではなく、家探しで熱海に来た。

下田線に乗り換え、2駅先のほとんど人も降りない「伊豆多賀」という駅で降りる。鄙びた駅は、駅員さんがいなくて、のんびりと蝉が鳴く山を降りていくと、海が広がっていた。

途中、内見しようとしていた家があり、ちょっと思っていたものと違ったので、内見を取りやめることにして、宿へ向かう。

宿には宿泊客はまだおらず、結局僕たちだけのようだった。

住んでみようかと考えているのは、熱海を中心とした前後の町。海が近くにあって、山もあるような場所。本当はもっと仕事場に近くであればよかったのだけど、希望を満たすものは、千葉や湘南にはなかったのだ。

伊豆多賀の町はとても小さく、コンビニさえも2つくらいしかない。7時半頃に着いた僕たちは、食事をする場所がラーメン屋さんか定食屋さんしかないと知らされ伊豆多賀の現実を思い知らされた。

でも、今までの僕たちの東京での生活が異常だったのだと思う。

引越しが決まったら、きっとこんな驚くことの連続なんだろうな。でもそれもちょっと楽しみに思える。

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