小さな自然の循環。

我が家には、ここで何度も書いてきた『アメリカザイフリボク』別名『ジューンベリー』という木があって、6月を待たずにいつのまにか実が赤く色づきはじめた。

それを見つけるのは、実は僕よりも鳥たちの方が早くて、ある日、鳥が鳴いているなあ・・・と思ったら、赤く色づきはじめたジューンベリーの実をヒヨドリが食べにきていたのだった。

このジューンベリーには、ヒヨドリの他にもスズメやメジロがやって来る。メジロは大抵2羽でやってきて、小さな可愛い声で鳴いている。

体の大きなヒヨドリは、大きな声でヒー!ヒー!と鳴くのと、全て食べ尽くすくらい貪欲なので、ヒヨドリの声が聞こえたら、ベランダに出て追い払うようにしている。

せっかくなったジューンベリーの赤い実は、できればメジロやスズメにゆっくり食べてもらいたいと思うのだ。

小さな我が家のベランダにアゲハチョウが卵を産み付けに来る。

バラやタイムやレモンの花に蜂が集まってきては、蜜を運んでゆく。

赤くなったジューンベリーの実を、鳥たちが食べに来る。

東京で生きる動物たちに害がないように、僕は無農薬でベランダの植物たちを育てているのだ。

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