白いバラ。

我が家には、白いバラが4種類あるのだけど、同じ白いバラと言ってもそれぞれに違いがあることがわかる。


咲き出しは遅いが、最も気品があり芳しい香りの『マダム・アルディー』。オールドローズの中でも、本場イギリスでは常に上位の人気を誇る名花。


我が家ではいつも一番初めに咲くオールドローズで、しなやかな枝と少し奔放な花の形、レモンを思わせる爽やかな香りの『マダム・アルフレッド・キャリエール』。このバラは、一生手放したくないバラ。


ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』に描かれたバラとされる、オールドローズの『アルバ・セミプレナ』は、二重のような花で野生のバラのような野趣があり野ばらのような香り。


『アイスバーグ』は、北側でも沢山の蕾をつけてくれる優秀なバラで、初心者にはおすすめの強健種。秋にも繰り返し咲くのと、冬になると少し桃色を帯びてくる花も美しい。

今年は、4月が例年にない涼しい月だったようで、5月になってもその寒さが朝晩に残り、バラにとっては絶好の気候が続いている。

おかげで家のバラは、例年よりも美しく、長く、その姿を僕たちに披露してくれている。

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