LGBTヒストリーブック トークイベント

真ん中がジョンとスチュアート

北丸雄二さんが翻訳した『LGBTヒストリーブック』の出版を記念して、トークイベントが二丁目のaktaで行われた。
そこへJohn Lewis & Stuart Gaffneyというサンフランシスコのパレードで毎年マーシャルを務めているゲイカップルが登壇するということで、僕たち東京の原告に声がかかり、いくさんと一緒にほんの少し登壇してお話をした。
このふたりのお話が本当に素晴らしくて、できればもっと沢山の人に聞かせたいと思った。
アメリカでは、カリフォルニア州など州によって同性婚は認められて、市役所に同性愛のカップルが何千人と殺到したり、その後すぐにその条例が覆されたりを何度も繰り返しながら、やっと2015年に全米で同性婚が認められたのだった。
ジョンさんが言うには、はじめて結婚証明書を手にした時に、「これでやっと我々はもう、二流市民ではなく、他の人とやっと平等の権利を得たんだ!」という言葉には出来ない完全な充足感を味わったのだそうだ。
その時の満たされた気持ちがあったから、何度もふたりの結婚が破棄されたとしても、また立ち上がり諦めずに活動を続けることが出来たということだった。
彼らは何度も何度も僕の目を見ながら言っていた。
「never never never give up」

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