CATS

ホラーと言われるのもわかるジュディ・デンチ

夢に出そうなジェニファー・ハドソン

あまり違和感のないテイラー・スウィフト

僕が、大学一年の時にはじめてニューヨークに行った時に、はじめてブロードウェイで観たミュージカルが『CATS』だった。
そのせいか、今回の映画作品がアメリカで公開されて酷評ばかりが流れてきても、この映画を観ることを何よりも楽しみにしていて、公開と同時に観に行った。
映画通の評価は、『新手のポルノ』などと書かれており、なるほど映画としてよく出来ているものではないけど、僕は意外と楽しむことが出来た。
残念なのは、全体的にのっぺりとしているように感じられるところだろうか。何というか、不思議な環境ビデオを観ているような錯覚に陥る感じとでも言おうか。
僕が楽しめたのは、この猫いったい誰なんだろう?とか、どうやって作ったんだろうこのメイクとか、耳や尻尾動きとか…そんなところを見ていて楽しかった。どこが業界の人たちは嫌いなんだろう?とか考えながら見たのだ。
ジュディ・デンチにテイラー・スウィフト、ジェニファー・ハドソンにイアン・マッケランと、才能の無駄遣いとか言われてるけど、ヴィクトリア役のフランチェスカ・ヘイワードっていう女性のバレエが凄いよかったし、イアン・マッケランがやっぱり好きだったな。年を取ったら、イアン・マッケランみたいになりたい。
グリザベラは、ジェニファー・ハドソンの爆発系じゃない方が良かったかもしれない。あくまでも僕が勝手に最初に観たキャッツの『メモリー』に引きづられているのだろうけど。
あまりにも酷評されているけど、ミュージカル好きにはやはり見て欲しいと思う作品。
⭐️CATShttps://cats-movie.jp/sp/

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