占い師のおねえちゃん。

商売繁盛している友人のお店に、よくあたる占い師が来るというので、見てもらいに行った。
事前に、僕の生年月日と戸籍上の名前と今現在使っている名前を送っておいた。(数年前に、再婚した母の戸籍に養子として入ったので、名前が2つある)
お店に入ると、その占い師『おねえちゃん』が立っていた。
おねえちゃん「今日はこれから女優さんが来るのよね?女優さんでしょ?その人」
僕「こんにちは。あのー、ある意味女優ですが…」
お店の友人が隣で爆笑している。
「そうそう。この人、女優。ほんとに女優だから」
おねえちゃん「え?女優さんが来ると出てたの…私、セージを炊いて、水晶玉の上に手を置いてら、女優さんだってはっきりとわかって…」
僕「女優です」
おねえちゃんは、1時間くらいかけて様々な話をしながら、「大丈夫。1月からずっと良くなるから。問題ないわ。それどころか、これから3年後が楽しみよ」と言った。
おねえちゃんはとぼけているように見えて、年末に入ってきた僕の大きなプロジェクトのこと、過去の問題など、いくつかをぴったりと言い当てていた。
おねえちゃんは、名前と生年月日とタロットで占いをするようだけど、僕の名前も生年月日も全部聞いた上で、『女優』だとわかったそうだ。なんでだろ?
そして驚いたことに…
おねえちゃん「わたし、昨日ここにピンクのマニキュアで来てたでしょ?でも、女優さんが赤だってわかって、マニキュアも赤にして、カバンも赤にして来たの」
僕が驚いたのは、僕が真っ赤なパンツを履いて、首元のマフラーも真っ赤だったから。
おねえちゃんは、1時間くらい色々なことをアドバイスしてくれて、またいつでも気軽に声かけてねと言ってくれた。
世界には、不思議な人がいるものだ。

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