ファイティング・ファミリー

『Bridge』のMにすすめられて見に行った『ファイティング・ファミリー』は、抱腹絶倒のストーリー展開で、劇場で何度も声を上げて笑ってしまったのだけど、このお話自体が実在の家族を元に作られたことがわかり、終わってからもう一度驚いたのだった。
イギリス北部の田舎町でレスリングジムをしている家族は、家庭と仕事の垣根のないような生活で、男の子と女の子のふたりに幼い頃からレスリングをやらせていた。
銀行強盗をして刑務所に入ったこともある父親と、自らレスリングをやるあばずれのような母親は、いつの日か子どもたちをWWE(ワールドレスリングエンターテイメント)に出場させることが夢だった。
子どもたちが成長していき、WWEの試験がやってきて、一家の運命は転がり始める。
とにかく、大笑いしてしまうから見て欲しい。
映画が終わって、実物の彼らが出て来るのだけど、映像を撮られているお父さんの横でお母さんがあくびをしていたり、最後まで映像に釘付けになってしまった。
彼らを見ていると、お金でもなく、学歴でもなく、『好き』であることが、人生において何よりもたいせつなことなのだと思わせてくれる。
⭐️ファイティング・ファミリーhttps://fighting-family.com

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