マイ・ビューティフル・ランドレット

昔見た、『マイ・ビューティフル・ランドレット』を、恵比寿ガーデンシネマでやっているというので、『ハワーズ・エンド』と一緒に観に行った。この映画、すっかり忘れていたのだけど、『ゲイ映画』だったのだ。
今となっては信じられないくらい若いダニエル・デイ=ルイスは、ロンドンの移民や労働者階級が暮らす貧困地域に暮らして若い悪党どもとつるんでいる。サッチャー政権下で英国の経済が酷い状態の時に、自分たちの不遇は、移民を受け入れているためだと思って移民たちを差別し排斥しようとしている。
パキスタン系移民のオマールは、アル中の父親と二人暮らしで、大学にも行けず貧困の真っ只中で暮らしている。ある日父親が弟を頼り、息子のオマールを雇ってもらうように電話をかけ、オマールの人生は少しずつ変わっていく。
1985年の作品であるにもかかわらず、今の世界の問題がこの映画の中に描かれていて興味深い。
ダニエル・デイ=ルイスはこの作品で、ナショナル・ボード・オブ・レビュー助演男優賞。その後、アカデミー賞最多受賞者となっていく。
⭐️マイ・ビューティフル・ランドレットhttps://www.unitedcinemas.jp/sp/yebisu/film.php?movie=7751&from=daily

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