中央市場。

建物の中は、宝飾店

逞しい女たち

プノンペンの中央市場は、王宮からも遠くない繁華街にある。
真ん中にドーム状の建物があり、それを囲んで四方にさまざまなお店が並ぶ、
偽物のバッグやシューズ、Tシャツを売っているお店や、お供え物の蓮のお花なんかは外のお店で、銀製品や翡翠などの宝飾店はドームの中にある。
どこかに生鮮食品の店はないものかと、ガイドブックも持たず嗅覚だけで探すと、川の反対側のドームの外側に並んでいた。
お肉屋さんには巨大な肉が並び、魚屋さんには淡水魚が並ぶ。
野菜はやけに生き生きしていて、この国の食が野菜によって支えられているのだと思える。
食品店や食べ物屋さんを仕切っているのは、眼力の強い女たちだ。
どの女性も顔が濃く、気が強そうで、フリーダカーロを思い出す。
それにしても、アジアの市場って、何であんなに良からぬ臭いがするのだろうか?
バンコクの市場でも同じような臭いがあたり一帯を包んでいたのを思い出した。
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