世界は、自分次第。

先日、あるデザイナーの方と打ち合わせをしたのだけど、その人は、世の中に名前が出てからネット上で色々書き込まれたようで、一時精神的に疲弊して参ってしまっていた時期があったそうだ。
僕の周りでもこの手の出来事は起こっていて、今や名前で検索するとあらゆる書き込みがある時代、まして有名になった人だと書かれ方も尋常ではないのだろう。書き込みのエネルギーは、恐らく嫉妬や妬みなのだろう。
周りがいくら、「もうそんな情報見ない方がいいよ」と助言したところで、ネットの闇の中に吸い込まれ、いつのまにか精神的にやられてしまう。
僕自身は、自分の名前を検索する趣味はないが、有名人ではないので大したことは書かれていないと思う。(僕の友人にはアクティビストが多いので、気づくとなぜか僕も一緒になっていくつも炎上させてきたことは確かなのだけど)
SNSを全くやらなくなって、2年近く経つだろうか。SNSをやらなくなったことで、SNSの世界から自由になったのだ。
僕が実感していることは、いいことづくめだ。時間が膨大にできる。人と直接会って話したり食事したりする時間に重きをおくようになる。情報を追いかけなくなる。他の人のライフスタイルが気にならなくなる。他の人と自分を比較しなくなる。今目の前にあるできごとの美しさや素晴らしさを、きちんと目で見たいと思うようになる。
たとえばニュースで著名人が何か爆弾発言をして世の中で叩かれていたとしても、他の人の意見を追いかけるのではなく、まずは自分の考えでその出来事を判断しようと思える。
実は世界は一つではなくて、無数にあるのをご存知だろうか?
いつも思うのは、いくら有名な芸能人だって、知らなければ自分の世界には存在しないか、ほとんど関係のないものになる。
他人の悪口をガソリンを注ぐように書きながら生きている人たちのいる世界に、自ら選んで入っていく必要などないではないか。
自分の世界は、自分が決めることができるのだ。

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