さよなら、退屈なレオニー

まるで、17歳の頃の自分を見ているような映画だった。
原宿の高校に通いながら、学校はさぼり、美術学校もさぼり続け、渋谷か原宿で夜中まで友達と一緒につるんでいた。
周りのどんなものにも興味が持てず、心動かされず、「このままどんなものにも感動しない人間になってしまうのだろう・・・」と思っていたあの頃、大人たちの嘘や社会の欺瞞に噛み付いては、おとなになんかなりたくないと思っていたあの頃。
『さよなら、退屈なレオニー』は、そんな17歳の大人でもない子どもでもない面倒臭い世代特有の生きづらさを、見事に描いた作品だった。
主演女優の女の子がとても魅力的だ。『レディ・バード』を思い出させるほろ苦い青春映画。
⭐️さよなら、退屈なレオニーhttp://sayonara-leonie.com

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