新宿御苑の入園料値上げについて。

咲き始めた枝垂れ桜

園内ではすでに様々な桜が咲いている

このところずっと、週末のたびに新宿御苑を通って新宿に遊びに行っている。
桜の開花も近くなったせいか、晴れている日は家族連れや外国人の観光客が多く、少しずつ賑わいが増してきた気がする。
先々週くらいに来た時に、新宿御苑の入園料が今までの200円から500円に値上げすると書いてあり、驚いたのだった。300円になるならまだしも、500円とは、気軽にいつでもいける感じの値段ではなくなってしまう気がする。
子どもは無料になったり、年間パスポート2000円はそのまま据え置きだったりするので、いい面もある。(僕たちはパスポート派なので問題ない)
また、夕方5時に閉門だったのが、6時や夏場は7時に閉門になるというのは、お役所仕事にしては柔軟な対応だと思われる。
この値上げは、ニュースで読んだところ、園内の案内板が日本語しかなく、多数の外国人入場者にとっては不親切なので、外国語の案内板を設置するためにお金がかかるというものだった。
それを聞いて、数ヶ月前に判明した、新宿御苑が外国人来場者が怖くてコミュニケーションが取れず、黙って無料で入園させていた…というニュースを思い出した。
外国人を無料にしていた金額がおよそ2千万円だったというそもそもそのお金で、外国人用の案内板も設置出来たはずではないだろうか。
浮浪者の問題や園内に全て目を光らせることが難しい警備の面で許されていないのだろうけど、本来ならばニューヨークのセントラルパークのように、無料で誰もが自由にその自然を満喫出来たら、本当の意味で都会の中のオアシスになれるのに…と思うのだ。

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