同じ夢。

なぜだかわからないけど、しょっちゅう見る夢がある。
それは、スマホがおかしくなってKに繋がらず、早く帰ってKに伝えようとするのだけど、簡単に帰れないくらい遠くにいて、連絡も取ることができずもがいてるうちに、家に帰ってもKはいなくて、探しまくるのだけど見つけられず、結局Kとは離れ離れになってしまうという夢。
夢から覚めた時に、隣に手を伸ばすといつもKがいるのだけど、朝起きた時に夢の話をすると、「かわいそう・・・ただしくん・・・なんでそんな夢見ちゃうんだろうね・・・Kちゃんいつもただしくんと一緒なのに・・・」と言って僕にキスをしてくれる。
自分でも、なぜ同じような夢ばかり見るのかわからないけど、自分なりに分析すると・・・僕が以前つきあっていた人に、都合が悪くなると音信不通になってしまう人がいたことが原因かなと思う。その人は、自分が怒ったり話をしたくなくなると、一方的に電話もつながらなくなるし、メールも返信が来なくなってしまう人だった。
Kは今までどんなに怒ってもそんなことはないのだけど、未だに自分の中にその時の不安な気持ち、どこにもやり場のない寂しい思いが残っているかもしれない。
そんな夢を見た時は、自分で自分に言い聞かせる。
「大丈夫だよ。いつもKはいっしょにいるから」
僕たちは、つきあいはじめて7年目になって、ふたりでいるのが当たり前に思える。たいせつな宝物を持っていることを知っているから、失うことを夢の中で想像してしまうのかもしれない。
いくつになっても人間とは、なんて小さく、傷つきやすい生き物なのだろうか。
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