ヒヤシンス

11月から12月にかけて、水耕栽培を仕込んでいたヒヤシンスが、家中で盛りを迎えている。
水を入れた容器の中で、球根の下の部分だけ浸かるようにして、それを5個ずつダンボール箱に入れて寒さに3週間くらい当てて起き、今度は家に取り込むと、春が来たかと一斉に芽を伸ばす。
今の時期、ぼくの家では買ってきた切り花は必要なく、家のあちらこちらに置かれたヒヤシンスが濃密な香りとともに美しい姿をたたえている。
時々思いついた時に水を替えてあげるだけで、こんなにも長く楽しませてくれるヒヤシンスの球根、毎年のことだけど綺麗に咲いてくれる姿を見ているだけで宇宙の不思議を感じるのだ。

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