祝杯。

会社に入る前から、ずっとずっと夢だった公共広告の競合に、自分の企画で勝利することが出来た。
それは、いくつもの星の中から1つが選ばれるような確率で、とても狭き門だと言われている案件。
夕方、その知らせを聞いて、いち早く病院にいるKにLINEを打った。
「やったよ!Kちゃん!ついに案が通ったよ!」
「ただしくん!おめでとう!帰ったらお祝いしないとね!」
Kが帰ってきて、解凍したハンバーグを焼いて、サラダと、野菜を蒸して、パンを焼きなおして、ブリーを出して食卓へ。
クリスマスに買ってあったシャンパンを開けて、ふたりでお祝いをした。
僕のような平凡な人間は、人生の中で自分のお祝いをするなんてことは、そうそうないものだと思う。
気恥ずかしさもあるけど、心の底からうれしい時に、一緒になって喜んでくれる人のいることが、こんなにも幸せなことだと、改めて思い知った。
ありがとう。
このうれしい出来事も、Kのおかげです。
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