ヴィクトリア女王最期の秘密

007のM役で知られているジュディ・デンチは、どうやら今年で85歳になるそうだ。85歳というと、これから何本の映画に出られるのかと思うし、出ている映画はきちんと見ておきたいと思う。
新宿2丁目のBridgeのMがすすめてくれたので、映画『ヴィクトリア女王最期の秘密』という映画を観に行った。彼は多分、僕が『女王』ものの映画が好きだと思っているのだろう・・・。
映画は、あるインド人の死後に見つかった日記から、ヴィクトリア女王と生前交流があったということが明るみに出て、制作された映画のようだ。ヴィクトリア女王の死後、息子のエドワード8世によって、彼の存在はなかったこととされていたのだとか。
時代は1887年大英帝国が最も力を持っていた時代。インドが英領になって29年も経った年に、田舎町に暮らすアブドゥルという青年に、ヴィクトリア女王即位50周年記念式典で記念の硬貨を渡す役をおおせつかう。
誰もが緊張する宴の席で女王に金貨を渡すアブドゥルは、その物怖じしない態度から女王に見初められ、やがてヴィクトリア女王の日常に欠かせない存在となってゆく。
舞台は、実際に女王が愛した離宮『オズボーンハウス』で撮影され、豪華な衣装や王宮ならではの儀式などを忠実に再現されているようだ。映画として素晴らしい作品というわけではないが、女王ファンならずとも、王宮ファンには見所満載の映画。
⭐️ヴィクトリア女王最期の秘密http://www.victoria-abdul.jp

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