music dialogue

室内楽の演奏会を年に何回かおこなっている団体『music dialogue』のパンフレットの製作をお手伝いさせていただいた。
『music dialogue』は、リハーサルの段階から間近に演奏を見学が出来て、演奏家との質疑応答などまさに『対話』を通して演奏家とそれを聴く人たちが交流する場を作り出している。
今年で5周年を迎えるというおめでたいパーティーにお誘いいただき、アークヒルズクラブに夕方から出かけた。
クラシック音楽を日頃から身近に聴いている人たちというのは、どこか育ちが良さそうなイメージでいたのだけど、それはあながち間違った推測ではなくて、名刺交換させていただいたお客さんたちはそれぞれ大会社の社長さんだったり、ボランティア団体の主催だったり、錚々たる顔ぶれだった。
食事の途中に室内楽のコンサートが3曲入り、モーツァルト、ブラームス、チャイコフスキーを堪能した後、オークションが繰り広げられた。
オークションの内容がとても面白くて、例えば、自宅にヴィオラ・チェロ・ヴァイオリンなどの4人の演奏家が来て演奏してくれるチケット。
歌舞伎に40年間通い続けている大会社社長と一緒に、歌舞伎を観に行く企画。
京都の高台寺での室内楽コンサートの後、演奏家と一緒に京都を探訪するツアー。
どれもお金で買うものというよりも、お金で体験出来ることといった感じで、驚くような高値で落とされていった。
自分の周りにはあまりいない人々の集まりだったけど、こんな世界もあるのかと、楽しい一夜を過ごすことができた。

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