フェチ。

今では全く見ることのなくなったSNSで、珍しくメッセージをもらった。
そこには、「変わった趣味があります」と書かれていて、興味津々で尋ねると、その人は、
『喉仏フェチ』
ということだった。SNS上の僕の写真を見つけて、その喉仏に興味を持ってくださったそうだ。
「喉仏はどのような感じですか?喉仏の正面からと側面からの写真があればお願い致します」
僕は、人の喉仏のことも、自分の喉仏のことも、人生で考えたことはなかった。
フェチというのは不思議なもので、その部位によっては他の人には全く理解出来ないものかもしれないけど、当人には堪らない魅力なのだろう。
SMもフェチだろうし、筋肉に対する羨望もフェチだろう。
匂いフェチ、お尻フェチ、デニムフェチ、ユニフォームフェチ、靴下フェチ、ヒゲフェチ、一重フェチ、メガネフェチ、白髪フェチ、制服フェチ…
今まで様々なフェチの人がいると話には聞いていたけど、まさか、『喉仏フェチ』というジャンルがあるなんて思わなかったな。
自分の外見で、眉毛以外にあまり人に褒められた記憶はないけど、喉仏であれ褒められると、なんだかこそばゆい感じがした。
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