10:1:1。

Kの作った煮浸し

和食の基本は、
8:1:1
出汁8 : 醤油1 : みりん(酒)1
煮物でもなんでも味付けに迷った時は、基本の8:1:1で味をつけて、味見をした後に調味料を足し引きすればよい。(甘い味が苦手な僕は、みりんを控えめにして酒で作ることが多い)
料理をしていると、この素材ならば濃いめの味付けの6:1:1でいいだろうとか、薄めにして12:1:1でもいいかもとか、蕎麦つゆなら4:1:1でいいなとわかってくるものだ。
そんな比率の中で、僕が一番多用するものが、
10:1:1
出汁10 : 薄口醤油1 : 酒1
の割合。
煮浸しなどの醤油の味よりも出汁の味でいただきたいと思うものは、この10:1:1で出汁に浸す。
冷やしたお浸しなどもスッキリと出汁の味を感じられる。
というような話を、Kに煮浸しを作らせながらしていたのだ。Kの作ってくれた壬生菜の煮浸しは、やっぱりとても美味しかった。
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