マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー

新宿2丁目の『Bridge』のMに、「明日はマンマミーア観に行くんだ・・・」と言ったらすかさず、
「シェールが出て来て歌うところだけがいいよ」
と言われた映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』は、そんなことまで言われてまで観ても、まあ楽しめた映画だった。
僕自身、最初の『マンマ・ミーア!』からして、「やばいに違いない!」と思って映画館で観なかったのだけど、先日Kとどこかに泊まった時に、部屋で時間があったのでDVDで観たのだった。メリル・ストリープが痛々しくて、「なんでこんな映画に出てしまったんだろう・・・」と思ったのを覚えている。
それなのにそれなのに、実際に新しい『マンマ・ミーア』が始まったら、どうであれ観ておきたくて、あまり気乗りしていないKを引き連れて映画館へ。
映画を一言で言うならば、『ダメなミュージカル映画の代表』だろうか。これは、『グレイテスト・ショーマン』にも当てはまる。歌が唐突に感じられて、尚且つベタなストーリー展開が簡単に読み取れてしまうもの。
でも、僕はどちらの映画も、席を立つことなく最後まで見届けることができたし、ところどころ楽しむことができたのだった。
僕の場合は、ギリシアの海や島の美しさに若い頃に行った思い出を重ねたり、「もしも全てを捨ててこんなに眺めのいい島で暮らしていたら、どんな人生なのだろう・・・」と夢想したり、アバの曲を楽しんだり、およそストーリーとは関係のないところで楽しんでいた。笑
この、BridgeのMも僕も映画としては取るに足らないものと思っていた『マンマミーア ヒア・ウィー・ゴー』を、帰ってきてアメリカの映画評『Rotten Tomatoes』を観たら映画業界の人たちから80点という高得点を叩き出していたのだ。何かの間違いかと疑ってしまったくらい驚いた。もしかして、僕たちの見方がおかしかったのかな?笑
⭐️マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴーhttp://www.mammamiamovie.jp/sp/

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