酷暑に咲くバラ。

フランボワーズ・パニーユ

今年の夏のあまりの暑さに、我が家のベランダのいくつかの植物は息も絶え絶えだ。
そんな中でこの暑さにも負けず、一輪のバラが開きはじめた。
バラの原種ははだいたい春の一季咲きか、春と秋の二季咲きなのだけど、原題のバラは改良が進んで、四季咲きと呼ばれるように年間を通して花を開き続けるものが増えている。
四季咲きと言っても、大抵は春と秋が延長する感じで咲き続け、真冬と真夏はほとんど咲くことはないのだけど、このバラは休むことなく咲き続けている。
真夏に咲くことは、木にも負担になるため、早めに蕾を取って、部屋の中で飾ることにした。
たった一輪の花がリビングにあるだけで、空気が変わるのがわかる。
この国で暮らして来た先人は、当たり前のようにそんなことを毎日の生活に取り入れていたのだなと改めて思う。

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