最後の清流と言われる四万十川へ。

老朽化して崩れた沈下橋

舟からの眺め

四万十川に来るのは、僕は2回目でKははじめて。四万十川には、15年ぶりくらいに訪れたのだけど、その美しさは変わっておらずほっとした。
高知市の中心部から四万十川は、クルマで2時間くらいだろうか。四万十川に入っても、上流に行くには山道なので、意外と時間がかかるものだ。でも、これだけ時間がかかる場所にあることが、四万十川の美しさを保っていられる理由だろう。
深い山々に囲まれて、脈々と流れ続ける四万十川は、高知の大動脈のようにも思える。美しい水はつきることなく流れ続け、周りの村々を潤してきたのだ。
四万十川では、カヌーに乗ったり、遊覧船に乗ったりして遊ぶことも出来る。今回僕たちは上流に行って、40分くらい川を船で漂ったのだけど、集中豪雨の後だったからか、川の色は緑が濃く、ふだんはもっと透明だと言われた。
四万十川の周りには、コンビニも見当たらない。コンビニどころか、下手すると売店さえも見当たらない。四万十川一帯も高齢化を迎えていて、若者は都市に出て行ってしまうため過疎化が進んでいるそうだ。でも、そのせいで、山や川の美しさは保たれているとも言われている。
深い山に囲まれた四万十川にいるとあまりにも静かで、川の流れの音しか聞こえてこない。
東京で暮らす僕たちには、こんな時間がとてもたいせつに思えたのだ。
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