味劇場 ちか

川海老の唐揚げ

カツオのたたきポン酢

劇場のようなお店

柏島で泳いだ後は、『中村』という駅の近くの中村プリンスホテルに泊まり、のんびりと過ごした。中村の町では商店街で夜市がやっていて、地元の沢山の人が集まってお酒を飲み、若者たちも楽しんでいた。
晩ごはんに訪れた『味劇場ちか』は、居酒屋風の作りだけど、オープンな調理場を囲むように座席があって、確かに劇場で彼らの調理を見ているような作りなのだ。
高知での食事は、やっぱり『カツオのたたき』からはじまる。東京ではあまり食べられない、鮮度のいいカツオは、臭みがなくいくらでも食べられそうなほど。
川海老の唐揚げやアオサの天ぷらも、この地方ならではの美味しさ。
帰りがけに、僕はトイレに立ちKに支払いを済ませてもらって外に出ると、Kガ僕に言うのだ。
「お店でお勘定している時に、女の店員さんがいうんだよね。私の友人が言ってました。あなたのこと、すごくかわいいって。それから・・・・・あなたの『彼氏さん』はとてもかっこいい人ですねって」
僕たちは特にお店でいちゃついたわけでもないし、オネエ言葉で話していたわけではないのだけど、どうやら、僕たちがゲイカップルだということが、お店の人なのかお客さんなのか、わかっている人がいたみたい。
「こんな田舎町であっても、ゲイやゲイのことをわかっている人はいるんだよな・・・」
そんなことに妙に驚いた夜だった。
⭐️味劇場 ちか
0880-34-5041
高知県四万十市中村新町1-39-2
https://tabelog.com/kochi/A3904/A390401/39000296/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です