旅の行き先は、偶然決まる。

旅の行き先はいつも、なりゆきで決まる気がする。
僕の場合は、ずっと前から「ここに行きたい・・・」「今度の夏はここに行こう・・・」などと計画するよりも、自然な流れで行き先が決まり、何かの力に流されるようにしてその旅先に向かうことがほとんどな気がする。
この6月に行くニューヨークも、昨年末に『劇団ぺんぺん』の公演で『WHOSE PARTY?』をやることが決まり、『真夜中のパーティー』をブロードウェイで上演するということを『Bridge』聞き、その場で来年はニューヨークに『真夜中のパーティー』を観に行くことを決めたのだった。
先日、シンガポールの友人カップルから、ペナンに新しい家を建てたので、完成披露のハウスウオーミングパーティーを9月の週末にやるという招待のLINEが入った。
「ペナンって、どこの国だっけ?」
そう思いながら検索をすると、マレーシアの世界遺産の町だった。(なんだか面白そうではないか!)
すかさず飛行機の便をチェックすると、木曜の夜にたって、月曜日に帰れば行けないこともないかな・・・と思い、あとはKの仕事の都合だけだと返信をした。
もともと9月か10月は、石垣島か宮古島に行こうと予定を立てていたのだけど、こんな風に友人たちの誘いに乗って、予定を変更するのも面白いと思うのだ。
人生は自分の思うようにではなく、時々予期せぬことで行き先が変わることがある。
どこからか風が吹いて来たら、その風を信じて、吹かれていく。
何かの偶然で決まったような行き先ほど、ワクワクするものはない。
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