ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書

これは、1971年にアメリカで実際にあった話を元に作られた映画。
ベトナム戦争が長期化して泥沼化していたアメリカにおいて、大統領は4代にも渡って実際のベトナムにおける現実を、国民に隠し続けていたのだった。ワシントンポストのトップであるキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)と、編集トップのベン・ブラッドリーが、生命をかけて国家権力に立ち向かってゆくという話。
スティーヴン・スピルバーグは、超大作の進行の途中に一旦そちらの制作を止めて、この映画を作るために奮起するにいたったという。それはやはり現在のトランプ政権に対する危機感の現れなのかもしれない。
スピルバーグの作り方は若干わざとらしさが残るものの、「国家というとてつもなく巨大な組織に対して、自分が正義だと信じるもののために、戦うことが出来るだろうか?」と、考えさせられる見応えのある映画だった。
⭐️ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書http://pentagonpapers-movie.jp

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