イタリアの貴婦人

冬のはじめに植えたパンジー『イタリアの貴婦人』が、先週末の暖かさもあって、勢いよく咲き誇っている。
大きな鉢のコンテナは、冬の間ずっとパンジーやプリムラが咲き続けてくれていたところに、春の気配とともに鉢の下からムスカリやスイセンの芽が伸びて来て、あとを追うようにチューリップの芽も出始めた。
毎年春を迎える頃は、家のベランダは花々で溢れかえるのだけど、当たり前のことだけど昨年と同じ花はなく、この年になって再び迎える春に心踊るものだ。
水耕栽培のヒヤシンスが終わった部屋に、『イタリアの貴婦人』をいける。
外で摘んできた草花を、毎日いけることができることの、なんと幸福なことだろうか。

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