京都御所

紫宸殿

清涼殿

桜にはまだ早い京都の町はポカポカ天気で、のんびりと寺町通りを歩いていたら、『京都御所、一般公開しています』という看板を見つけた。
寺町通りから京都御所はすぐ見えるので、Kとふたり、「行ってみようか?」と、軽い気持ちで入り口である西の『清所門』を目指した。
京都御所は、平城京から長岡京を経て794年に都が移され、その後1331年からから1869年に明治天皇が東京に移り住むまでおよそ500年間天皇がお住まいになった場所。(意外と短いですね)
京都の町は、この京都御所がすべての基準となり、碁盤の目のように作られている。
『紫宸殿』
最も格式の高い正殿。慶応4年(1868年)『五箇条の御誓文』発布の舞台であり、明治大正昭和の三代の天皇の即位礼はこの建物内で執り行われた。紫宸殿から見て左側に『左近の桜』、右側に『右近の橘』。
『清涼殿』
平安中期から1590年まで天皇の日常のお住まい。中央の畳を敷いた部分が『昼御座』といい天皇の日常の御座。
敷地内は皇居ほど広くはないので、ゆっくり見ても30分とかからない。
何度か火事で焼失したが、その度に平安時代中期の建築様式を再現したそうだ。
実際にお住まいになっていた建物や庭を見ていると、日本の住居の雛形が感じられ興味深い。
京都に来たらお寺も面白いけど、御所の見学も思いのほか楽しむことができる。
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