竹屋町 三多

福井のカニ

焼いたふぐの白子と白味噌

ふぐと卵丼

京都の和食店『竹屋町三多(たけやまちみた)』に電話をかけて予約を入れたのは、かれこれ一年半くらい前になるだろうか?
その時に言われたことは、「ご予約は、2年後になりますがそれでもよろしいでしょうか?」
今や、『未在』以上に最も予約が取りづらいお店と言われている『三多』は、それだけ食通の間の口コミで美味しいという評判が広がっているお店。
そしてそんな予約の電話も忘れた頃、急に『三多』から電話が入った。
「お席にキャンセルが出ましたので、お電話かけさせていただきました。ひな祭りの日はどうでしょうか?」
その電話をいただいたのが去年の秋頃。3月はまだ半年先だったけど、一年以上待ったお店に行けるのかと思い喜んだ。
お店は、老舗や名店の集まる『寺町通り』に面している。席数は6席で6時スタートの1回転。大将と女将さんのご夫婦だけでやってらっしゃる。
大将は、『菊乃井』で修行され、その後長く『旬席 鈴江』にいらっしゃったという。
但馬牛のコンソメ
筍と大根の山椒和え
福井のカニ
鯛の昆布締めと赤貝
焼いたふぐの白子と白味噌の味噌汁
焼いた金目鯛
煮鮑と長芋
ウニとアオリイカ、カラスミと空豆、白魚と大根
菜の花の煮物
ふぐ雑炊
伊予柑とみかんのゼリー
お料理は、奇をてらうものではなく、ひとつひとつの最高の素材を二手間かけて生かしたお料理で、派手さはないが、しみじみと美味しいと思えるお料理だった。
器は、江戸時代のものや外国のアンティークなどを組み合わせた器。
今この店を予約すると、2020年から予約が出来るそうだが、それをしてでも行く価値のある素晴らしいお店。
⭐︎竹屋町 三多
075-231-3556
京都府京都市中京区寺町通竹屋町下ル西側久遠院前町667-1
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26016620/

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