雲井窯

1.5号炊き

20年近く使っている3号炊き

2号炊き

雲井窯の土鍋を使いはじめて、かれこれ20年くらいになるだろうか?
雲井窯の中川一辺陶は、文久元年に京都の清水において創業以来、料理人に愛され続けて来たようで、京都の割烹料理屋さんでごはんをいただく時に注意して見ていると、たいていこの中川一辺陶の土鍋でごはんを炊いている。
はじめに買ったのは、黒い三号炊きのもの。その当時で3万円くらいしたごはん炊き専用の土鍋は、勇気のいる買い物だったけど、この20年壊れることなく我が家の食卓でほっこりと美味しいごはんを作ってくれている。
その後、いわゆるふつうの鍋を買い、しゃぶしゃぶ用の鍋を買い、2号炊き用の鍋を買い、おかゆ用の鍋を買い、香味鍋を買い、久しぶりに1.5号炊き用の土鍋を買った。(自称、土鍋番長)
2号炊きでは、毎日の食事にはほんの少し多く、1号炊きでは、Kが大食いのためいつもほんの少し足りないようで、気兼ねする感じが嫌だったのだ。
果たして家ではじめて炊いた1.5号炊きのごはんは、お米がツヤツヤに輝いて、ふっくらとしてこの上なく美味しかった。
今回もちょっと高い買い物だったけど、僕にとって、パンでも麺でもなく美味しいごはんは、何よりも大切な食の要なので、つくづく買ってよかったと思っている。
⭐︎雲井窯http://www.kumoigama.co.jp/

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