マヌエル・アントニオ国立公園

高い木の上にいたナマケモノ

トゥカン(撮影ではピントが合わずすみません)

コスタリカで最も有名な『マヌエル・アントニオ国立公園』へ。
サンホセからは車で4時間くらいかかるので、マヌエル・アントニオ国立公園をメインに観光する場合は、公園のそばかケポスという隣町に宿泊するのがベストだろう。
なぜならば、野生の動物たちが一番見られるのは朝の時間帯であり、日が高くなると隠れてしまう動物がほとんどだから。公園の開演時間の7時を目指して行くのがベストだろう。
公園の入場料は、16USドル。公園の公式ガイドは入場料含めて55ドルと高いので、入り口付近にいる非公式のガイドさんにガイドをお願いした。(20ドル)
公園内は食べ物持ち込み禁止だということを後で知ったのだけど、ガイドさんがこれから先にお店がないので食料(お菓子以外)と水を買うようにと言われて、バナナとサンドイッチと水を買って中に。
葉っぱの裏で昼寝をしている小さなコウモリからはじまり、小さなトカゲ、鳥、リス、アライグマ、猿など、次から次へとガイドさんが見つけてくれて望遠鏡で見せてくれる。
僕が一番見たかったのはナマケモノなのだけど、山の奥まで進んでいってもナマケモノだけは見つけられず、結局折り返すことに。
祈るような気持ちで探しながら歩いていると、高い木の上にナマケモノを発見。脇を掻いているかわいい姿を写真におさめることが出来た。
他にもくちばしが大きく美しいトゥカン。大きな青い羽を持つ蝶々。赤い足を持つサワガニ。小さなハチドリ。驚くほど多様な動植物たちを見ながら、とても丁寧な解説が聞けて2時間を超える楽しい時間だった。
マヌエル・アントニオ国立公園には、プライベートビーチのような美しいビーチがあって、海水浴を楽しむ人たちもいる。
朝から晩まで動物たちを探したり、びっくりするような美しいビーチで日光浴を楽しんだりしながら過ごす時間は、なんて豊かな時間なのだろうと思う。
『世界の動物園の会議』を、コスタリカで開催しようという話が持ち上がった時に、「動物園という在り方自体が、動物愛護の反対の行為だ」というコスタリカ市民の意思により、反対に追い込まれたとのこと。
お金持ちの国でなくても、世界にはこれほど豊かな国があるのだ。
⭐️Manuel Antonio National Parkhttps://manuelantoniopark.com/
カテゴリーtrip

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