パディントン2

前作で、ペルーの森の中から、ロンドンにやってきたクマのパディントン。
ブラウン家の人々に温かく迎え入れられながら、その後のロンドン暮らしを描いた『パディントン2』は、心温まる素晴らしい作品だった。
とにかくかわいいのです。パディントン。
一言で言うと、『心根のやさしいクマ』。
誰にでも礼儀正しく親切。周りのみんなに対してやさしく接するから、周り中にそのやさしさが伝染してゆく。
グッと引き込まれるほど脚本が素晴らしいと思うのは、全く次の展開が予想できないところ。
いつもは2枚目のヒュー・グラントが、今回笑える悪役で好演している。
原作は40カ国語以上で翻訳され、全世界3500万部売上のベストセラー“パディントン”シリーズ。
惜しまれながら2017年6月に91歳でこの世を去った作者のマイケル・ボンドのスピリットは、『見かけで判断せず、国籍や種族の異なる相手を受け入れること』。
多くの人に愛される作品には、普遍的な哲学が潜んでいるのですね。
⭐️パディントン2http://paddington-movie.jp/

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