不安な時には。

僕自身がとても疎いことで不安なことがあり、ふとそれを思い出しては眠れない夜もあった。
不安は、そのままにしておくとひとりでに大きくなり、得体の知れない怪物となって心の中に棲みつき、ふとした時に存在感を示しはじめた。
そこで、友人にその道の専門家を紹介してもらうことにした。
僕の周りにはいない職種のその方に会って、自分が抱えている不安を話すと、その人はじっと全てを聞いた上で言った。
「方法は、2つあります。」
その話を聞き終えてから、長く僕の中に棲みついていた怪物が、実は勝手に僕自身が作りあげて大きくしてしまったものであったのだと気づいたのだ。
今回学んだことは、「不安」を感じたらそれが大きくなる前に、それを白昼のもとに出して、ひとつひとつじっくりと客観的に眺めてみることだ。
そうすることによって、次に何をしたらいいのか、誰に相談したらいいのかが見えてくるかもしれないからだ。
たとえ酷いことが起こりそうに思えたとしても、本当のところ、人生、命さえあれば、ほとんどすべてのことはなんとかなるのではないだろうか。

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