Filson

フィッシングメーカー『フィルソン』のマッキノクルーザーは、かれこれ20年近く着ているだろうか?
赤と黒のチェックは大胆だけど、冬の寒い日には元気が出るような暖かい色使いだ。
僕が高校生の頃に人気があったマッキノクルーザーは、身幅があり腕周りも太く重たく無骨なシルエットだったのだけど、僕が持っているジャケットは、イタリア人のデザインが反映された身幅がも腕周りも細くなったものだ。
冬のニューヨークやパリ、モントリオールなどの寒い場所に行く時に、迷わずこのジャケットを持って行きたくなるのは、シャカシャカのプラスチック素材のものにはないウールならではの安心感があるからだろう。
中にセーターを着込んでこのジャケットを着てマフラーを巻けば、マイナス15度の町でも平気で過ごすことが出来た。
たとえ多少重くても、シャカシャカ音がするような人口の素材にはない確かな温もりが僕は好きだ。

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