ずっと評判だと聞いていた『猿の惑星:聖戦記(グレートウォー)』をやっと観に行くことが出来た。
『猿の惑星(1968年公開)』は、みなさん観ていると思うけれども、衝撃のラストも含め歴史に残る傑作だと思う。そして『猿の惑星』自体は今作も入れると9本作られているようだ。
9本のうち、PLANET OF THE APES 猿の惑星はティム・バートンのリメイクなのでこれ一本で成立しているのだけど、今回の『猿の惑星:聖戦記(グレートウォー)』は、創世記、新世紀、そして聖戦記の三部作の最後を飾る作品であり、実際には一番最初の『猿の惑星』に繋がるように作られており、たとえ最初の『猿の惑星』を観ていなかったとしても、十分に楽しむことが出来る素晴らしい作品に仕上がっていた。
猿の惑星を観ていると、最初は人間側に立っているつもりなのに、いつの間にか猿の側に立っている自分に気づく。
人間の欲望が、地球を破滅に向かわせていくストーリーは、年齢を重ねるごとに現実味を帯びてくるように感じられるし、猿を通して描かれるまっすぐな良心や善意は、いくつになった大人でさえも、心を奪われ深く考えさせられるように巧妙に作られている。
「こんな映画が、1800円で観られるなんて、なんて有り難いんだろう・・・」
そう思わずにいられない素晴らしい作品。
<猿の惑星全作品>
 猿の惑星(1968)
 続・猿の惑星(1970)
 新・猿の惑星(1971)
 猿の惑星・征服(1972)
 最後の猿の惑星(1973)
 PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001年ティム・バートンのリメイク)
 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
 猿の惑星:新世紀(ライジング)
⭐️猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)http://www.foxmovies.jp/saruwaku-g/

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