後輩からの手紙。

昔、入社以来僕についていて子どものように面倒を見ていた後輩Sから、家に小包が届いて、なんだろう・・・と開けて見ると、その昔Sがパリに旅行すると言う時に貸した本がギッシリと詰まっていた。
あまりにも量があるので、会社で返すのも悪いと思ったのか自宅に送ってくれたのだ。
中には小さな手紙(上の写真)が添えられていて、子どものように僕になついていたSのやさしさを思い出した。
会社では、久しぶりに前に席が近かった入社5年目くらいの後輩の女の子Yからメールが届いた。Yは大阪に転勤になったのち、産休に入り、無事に赤ちゃんが産まれて、今では4ヶ月たったとのこと。
<以下、後輩Yからの手紙>
おつかれさまです。
ご連絡ありがとうございます。
メルマガでないメールが、しかも〇〇さんから!
とても嬉しかったです。
いま、息子をお昼寝させたところです。
今日でちょうど四ヶ月になりました。
私も母親業にだいぶ慣れ、
8キロの息子を米俵か土嚢を運んでいるような姿勢で
肩にかついで歩き回っています。
(中略)
素敵なお写真ありがとうございます。
(門外不出、承知しました。)
〇〇さんのお元気そうなお顔が見れて嬉しいです。
インドネシア語どうでした?東南アジアの言葉は特に難しそう!!!
本場のナシゴレンどうでした?ココナッツやパクチーのエスニックな香りが恋しいです。
>バリ島では、タクシーに乗る時にもメーターを倒さない運転手
え!!!!タクシーに乗る度に緊張感がありますね。ツアーでしか東南アジアに行ったことがないのでまだタクシー未経験ですが、私なんかはすぐにぼられそうですね笑
(中略)
私にとっては、いつまでも〇〇さんがお兄さんであり、お父さんです。
黄門様というより、スナフキンが似合いますよ!
また旅行などのお写真送っていただけるのを、楽しみにしています。
〇〇さんも、朝晩冷えてきましたので、ご自愛くださいませ。
<以上>
僕は会社で働き出してもう23年以上になるのだけど、会社人生の中で一番の宝物だと思うものは、話題になった広告を作ったことではなく、賞をもらったことでもなく、仕事を通じて出会ったさまざまな人たちとの時間なのだと思う。
先輩や後輩から時々もらうメールや手紙で、改めて彼らと過ごせたことをうれしく思うのだ。

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