琺瑯のピッチャー。

千駄ヶ谷小学校の交差点のそばのイギリスの雑貨屋さん『LABOUR AND WAIT』で、前から気になっていたピッチャーを買った。
琺瑯でできていて、中に1リットルまでのメモリがついているもの。
出汁なんかを多めに取った時や、大きな鍋に水を測って入れる時なんかに計量カップはとても重宝するもので、大きな1リットル測れるものも持っているのだけど、この素朴で温かみのあるデザインに惚れてしまったのだ。(イギリスのものではなく、ウイーンの古い琺瑯メーカーのものらしい)
お店のスタッフといつものように色々なモノにまつわる話をして、家に帰ってきてキッチンの窓側に並べてみた。それはまるで、前からずっと家にあったように僕の家に馴染んでいた。
家にはキッチン用具が沢山ありすぎて収納にも困るくらいなので、いつもKには「使わないものを捨てるよ」と脅されているので、このピッチャーはKには言わないでしれっとそのまま飾っておいた。
帰ってきたKは、すぐにキッチンの新参者に気づいたようで、顔を近づけて僕の目を見ながら言った。
K「ただしくん、これ、前からうちにあったっけ?」
僕「え?えええ?! これ? かわいくない? 笑」
K「・ ・・・・」
あっけなく見つかってしまったのでした。
⭐︎LABOUR AND WAIThttp://bshop-inc.com/news/6354/

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