ボンジュール、アン

巨匠フランシス・フォード・コッポラの妻であるエレノア・コッポラが脚本、監督をした作品『ボンジュール、アン』は、観終わった後になんとも清々しい気持ちになれる映画だった。
有名プロデューサーの夫(アレック・ボールドウィン)の仕事についてカンヌを訪れたアン(ダイアン・レイン)は、仕事に取り憑かれている夫と離れ、夫の仕事上のパートナーであるフランス人の男とパリに向かうことになる。そしてその珍道中は、アンの人生を思わぬ方向へと導いてゆく。
一昨年にデンマークへ行って以来、全然ヨーロッパには行けていなくて、久しぶりに南仏やパリの風景に触れてみたいと思って見た映画なのだけど、思いのほか見ていて気持ちよく、見終わった後にも晴れ晴れとした気持ちになれた。
年齢を重ねたダイアン・レインが美しい。ダイアン・レインの衣装も素晴らしい。
フランス人の生き方や暮らし方が、アメリカ人と照らし合わされていて興味深い。
人生の後半期に差し掛かった人には楽しめる、小さなフランス旅行をしているような気持ちになる映画。
⭐︎ボンジュール、アンhttp://bonjour-anne.jp/sp/index.html

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