泌尿器科へ。

健康診断では健康だということがわかったものの、僕には1つ気になっていることがあった。
それは、『尿が、近くなってきたこと』。
昔から少し神経質なところもあり、映画を観る前や会議の前なんかには小便に行く方だった。それにしても、旅行に行った時なんかに16歳下のKと比べると、僕の尿の頻度があまりにも多い気がするのだ。そこで、これはいい機会だととらえ、今まではなんだか怖くて行くことが出来なかった泌尿器科を探して予約を入れてみた。
新宿にある『新都心クリニック 東京前立腺センターhttps://www.tutrp.com/sp/』は、新宿駅から遠くなくすぐに見つかった。(それにしても、「前立腺センター」って…笑)
僕の予約時間がかなり押してしまったのは、患者さんの中に結石の人がいて、緊急の手術を余儀なくされたから(恐ろしく痛いらしい)。僕の番になって医院長に詳しく容態を聞かれた。医院長は細かくパソコンに打ち込んでいく。一通り質問が終わると、前立腺を見てみましょうと言って、ベッドの上でズボンを少し下げるように言われる。
はじめはエコー検査。おへそのかなり下のあたりをエコーで調べるのだ。「前立腺は特に問題なさそうですね・・・」
その後は、触診と言われ、ベッドの上でズボンを足首まで下ろして膝を抱えるように言われる。なんだか赤ちゃんになったようなポーズだが、そこへいきなり先生が「はい、お尻に指を入れていきますので、変な感じがしますが我慢してくださいね・・・」
先生の指が入って来て、触診がはじまった・・・と思ったけど、すぐに終わった。
「前立腺は腫れてもいないし問題ありませんね」
「尿が我慢出来るように、2週間分のお薬を出しておきましょう。それで様子を見てくださいね」
『泌尿器科』という名前や、よくニュースで目にする『前立腺肥大』という言葉をあまりにも恐れてずっと行けずにいたのだけど、結局思いきって行ったことでみつかったものは『安心』だった。(たとえ、結果的に何か病気の兆候が見つかったとしても、それはそれで見つかってからどうしようか・・・と次の手が打てるのだと思う)
今回、勇気を出して『泌尿器科』のドアを開けてみて、本当によかったと思っている。

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