エイミー、エイミー、エイミー!

ラブコメかと思いきや・・・

気狂い上司のティルダ・スウイントン

「面白そうなラブコメがやってる!」
そう思って観に行った映画『エイミー、エイミー、エイミー』は、ラブコメではなく、ゲラゲラ笑える超コメディーだった。
映画が始まってすぐに正直、
「なんでこの太い脚で、胸をやたら出していて、お世辞にも綺麗とは言えない、いや、どちらかというと年期の入ったブスが主演なんだろう・・・」
と思ったのだ。なんか、この映画は様子がおかしい・・・」と。
僕はこの人のことを今まで全然知らなかったのだけど、主演は、全米No.1人気コメディエンヌであり、2015年には世界に最も影響力を持つ100人に選ばれたというエイミー・シューマー。
映画が進んでいくうちに、今までのラブコメにはない本音の発言や、「え?こんなこと言っちゃって本当に大丈夫なの???」と思わせる人種やセックスのネタががんがん飛び出て来て、思わず吹き出したのだ。
脇役には恐るべきパワフルな俳優陣たち。アカデミー主演演女優賞に輝いたブリー・ラーソン。そして、気狂いのような女上司が出て来るのだけど、これがティルダ・スウィントンで驚いた。バスケの有名選手やマシュー・ブロデリックまで・・・。
映画を観終わって改めて彼女が全米NO.1のコメディエンヌだということがわかったのだけど、このエイミー・シューマーって、言うなれば昔のベット・ミドラーみたいな感じなのだ。セックスのことも人種のことも、誰もが感じていてそれでも言えずにいる変なことを、女の本音でづけづけと言ういわゆるスーパービッチ。
友達や恋人と、大笑いしたい時にいい映画。
★http://www.interfilm.co.jp/amyamyamy/

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