紅葉。

千駄ヶ谷の並木の落ち葉

町中のジューンベリー

千駄ヶ谷の駅前に、東京体育館に寄り添うように、名前はわからないのだけどとても綺麗な並木が続いている。
この道を通るたびに、夏は緑が青々と茂り、綺麗だなあと思いながら過ごして来たけど、秋が深まる中で、並木は葉を黄色に染めはじめ、チラホラとオレンジや赤も入るようになって来た。
あまりにも綺麗なので、朝会社に行くときに拾ってデスクに置いておいたら、帰る頃には水分が抜けて、カサカサになり、鮮やかだった黄色の面影は無くなっていた。
紅葉とは、樹々が最後の力を振り絞って、水分を行き渡らせていた葉をゆっくりと手放していくことなのだろう。
東京の町中も、ところどころで紅葉がはじまっている。この頃は町を歩きながら、過ぎてゆく秋を惜しむかのように探している。

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