Kが、帰って来た。

飛行機から降り立ったKは、荷物をピックアップするカウンターで僕がいるかいないか、きょろきょろと出口を見ている。荷物を持って出て来たKは、久しぶりに僕の顔を見てうれしそうな顔に変わる。「髪の毛短くしたの?」
家には、水炊きの準備がしてあったので、帰ってからはゆっくりと話をしながら水炊きの準備に取りかかる。帰って来てゆっくりとしたいだろうけど、Kにも料理の補助をさせる。野菜を切ったり、お米を研いだり、自家製ポン酢を絞ってつくったり。
後片付けをしながら、ブドウをお皿によそい、洗い物をする。
ふたりでブドウをつまみながら、「これが僕の毎日なんだ・・・」と改めて思う。
特別な料理は何もなくても、ふたりで食べるご飯は幸福だった。
<水炊きの材料>
鶏の骨付きぶつ切り肉 1キロくらい
もも肉 2枚(お好みで)
長ネギ1本かタマネギ1/2
豆腐
キャベツ
水菜
好きなきのこ
鴨頭ネギか万能ネギの小口切り

ポン酢
◎ひき肉 300グラム
長ネギの白い部分1本かタマネギ1/2
塩小さじ 1/2
胡椒
酒大さじ 1
卵 1個
<水炊きの作り方>
1,鶏の骨つきぶつ切り肉は、綺麗に洗う。大きな鍋に水を3ℓ沸かしたところにぶつ切り肉を入れる。お肉に火が入って来たら、しばらく灰汁が出るのでまめに掬う。
2,灰汁が出なくなったら蓋をして、強火のまま45分から1時間煮出す。(途中水が少なくなったらこまめに継ぎ足す)
もも肉がある場合は、20分くらい最後に火を通す。
3,30分以上そのまま放置して、鶏肉に旨味がゆっくりと戻るのを待つ。
4,◎ひき肉以下の材料を一緒にして食べやすい大きさのつみれを作っておく。野菜や豆腐を切っておく。
5,鍋を温めてから、スープに塩を入れて味わい、お肉をボンズでいただく。その後、野菜や豆腐、つみれを入れていただく。
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